別府市は、ゴールデンウイーク(4月29日~5月5日)の入込調査の速報値を発表した。
今年のゴールデンウイークは、新型コロナウイルス感染症の流行以来、3年ぶりに行動制限のない年となったことから、多くの人の移動が見られ、別府市でも訪れる人が増えた。おおむね天候にも恵まれ、コロナ禍前の水準にはまだまだ遠いものの、昨年よりも大幅な増加がみられた。
観光施設(別府ロープウェイ、城島高原パーク、アフリカンサファリ、高崎山自然動物園、ハーモニーランド、別府地獄めぐり、うみたまご、別府ラクテンチ、スギノイパレス、地獄蒸し工房鉄輪の10施設)は、入場客数22万6093人で、前年(11施設)と比べると119・6%増となった。
交通機関は、コロナ禍の影響からか、マイカー利用者が増えて高速道路(別府インターチェンジ)は乗降車数が11万7600台となり、前年同期比で49・6%増、コロナ禍前の2019年と比べても59・8%増加した。船舶(さんふらわあ、宇和島運輸)は、降客数6216人(前年同期比195%増)、降車数2606台(同163・2%増)。航空機(大分空港)は、降客数1万9899人(同104・3%増)だった。
宿泊客数は、33施設で4万1180人(同65・2%増)。地域別では、北浜・中央地区が1万5540人(同70・1%増)、観海寺・堀田地区1万4284人(同35・1%増)、鉄輪・明礬地区4754人(同107・7%増)、その他6602人(同125・1%増)と全てのエリアで増加した。