別府市竹細工伝統産業会館は「竹炭食べれるんだって!~竹炭関連商品販売記念イベント~」を5月31日午前11時、同会館ショップ&カフェで開催した。
竹炭には天然ミネラルが豊富に含まれている。また、炭の吸着効果は腸にたまった老廃物を吸着し、体外へ排出するので、便秘の改善、デトックス効果が期待できるという。
竹製品の企画販売をしている(株)山下工芸は、2017年から放置竹林を活用しようと考え、19年に竹炭パウダーを作った。竹炭パウダーは、10日から14日間かけて作る。竹を割り束にして窯に詰めて、2日間かけて焼き、3~4日間かけて冷ます。同社の安部浩営業課長は「竹炭パウダーは無味無臭だが、クッキーやパン、サンドウィッチ、ポップコーン、ソーダの色はインパクトを与えます。竹は大分県内で伐採したものを使っています」と話した。
イベントで最初に竹炭パウダー、スミノパンなどを購入した市内女性(50歳代)は「イベントは、パン工房HIBINOさんのインスタグラムで知りました。写真で見ましたが、実際に目にすると本当に真っ黒で驚きました。竹炭パウダーは国産のものなので安心します。パウダーは、クッキーやパンに使います」と話した。
同館ショップ&カフェでは今後、竹炭パウダー、竹炭クッキー、竹炭ショコラ、竹炭練乳かき氷、竹炭ソーダを常時取り扱い、スミノパンは第2、4火曜日に販売する。