5社中が34演目披露

最後の公演のあいさつをする
中山芳浩(塩川浩子)理事長
別府市民踊会の2人が「高砂の舞」を披露した

 別府市民踊連盟(中山芳浩理事長)は第47回チャリティー別府市民踊舞踊の会を19日午前11時30分、別府市公会堂で開催し、5社中から出演し、多くの市民が訪れた。別府市、別府市教委、別府市観光協会、別府商工会議所、今日新聞社など後援。3年ぶりの開催だが、会員の減少と高齢のため、今回が最後の会となる。
 主催者の中山理事長が「遠いところからたくさんのご来場、ありがとうございました。コロナ禍のために、お稽古もままならぬ中、会員さんも一生懸命にしてきました。最後までのご観覧をお願いします」。
 同連盟会長の長野恭紘別府市長は「コロナ禍で不便な思いもさせてきたと思いますし、きょうの別府市民踊連盟の中山理事長をはじめ、それぞれの社中の皆さんも思うような稽古が出来なかったと思います。この間も別府市の芸術・文化・社会教育の向上に尽力をいただきました。半世紀を経て、同会もラスト公演となりました。少し寂しい思いもありますが、今まで別府市の発展のためにご尽力をいただきました中山理事長をはじめ別府市民踊連盟の社中の皆さん、会場で応援していただいた皆さんにお礼申し上げます」とそれぞれあいさつ。
 第1部は、別府民踊会が「高砂の舞」、吉扇会が「おんな太兵衛」、藤栄会が「寿酒」など17演目が披露された。
 各会主の紹介後、第2部を開始し、芳生会が「久住高原」、別府豊優会の「男の流儀」など17演目が、来場者を楽しませた。