前原元国土交通大臣が応援

応援演説をする前原誠司元国土交通大臣

 第26回参議院議員選挙で4期目をめざす足立信也候補(国民民主党、現)は個人演説会を25日午後7時、ビーコンプラザ・レセプションホールで開催し、多くの支援者が参加した。
 足立選対本部長の安達澄参議院議員が「国会で確かな実績のある足立信也候補を、先行きも分からないコロナの中、国会議員として必要な人です。一票を積み重ねていき、大分選挙区では足立信也候補を押し上げていきましょう」と訴えた。
 続いて、元国土交通大臣の前原誠司衆議院議員が「30年間の中で、26年間が自民党の政治。選挙さえよければいいという考えで選挙を繰り返して、政権与党にいる。そして世界の中で競争力を失ってきたのが日本。競争力の低下は、自民党が人への投資をしてこなかったから」と述べた。
 足立候補が「日本はコロナが収束に近づいて経済が復旧する前に戦争が始まった。状況判断をして経済を動かすのが、遅かった。2009、10年と新型インフルエンザのパンデミックのときに、厚生労働省全体を陣頭指揮した。結果を報告書にまとめた。その後、新型インフルエンザ特別措置法が成立し、弱毒型・強い毒性のときの行動計画を作った。それを参考にせずに『前の政権が決めたことだから、私たちは知らない』という顔で場当たり的な対応をしてきた2年間。だから遅い」
 「コロナが収束して、ウクライナの戦争が終結したら、社会保障をどうするのか、財源問題からは逃げられない。与野党が拮抗しているときが一番正しい政策が出来る。拮抗していることが大事。3年間、一強の政党のやりたいようにするのですか。白紙委任するのですか」と語った。
 最後に、原田孝司県議の「勝つぞ」コールで締めくくった。