別府ロータリークラブ創立70周年記念

別府ロータリークラブの永松直樹会長ら6人が市役所を訪れた

 別府ロータリークラブ(永松直樹会長)は創立70周年記念事業として別府市児童学生支援プロジェクト「BEPPU BAMBOOプロジェクト~別府に生まれてくれてありがとう~」として衛生用品・赤ちゃんタオルの寄贈を5日午後3時30分、別府市役所で行った。
 別府RCから永松会長、小野哲夫・創立70周年記念実行委員長、山名健太郎・同幹事、大川裕曉・創立70周年記念事業委員長、小野久美香・同副委員長、阿部真一・同事務局。別府市は長野恭紘別府市長、寺岡悌二教育長、田辺裕市民福祉部長、柏木正義教育部長、松丸真治学校教育課長、大石宗徳市民課長が出席した。
 寄贈式で、小野実行委員長から長野市長に目録が手渡された。
 長野市長が「別府ロータリークラブ創立70周年の思いを受け取ることが出来ました。70周年という長い年月の中で、青少年の健全育成をはじめさまざまな事業に取り組んでこられて、別府市の子どもたちをはじめ市民の皆さんに素晴らしい夢を与えてくれています。今回の寄贈は小中学生だけでなく赤ちゃんの保護者に伝えて、皆さんの思いに応えたいと思います」と謝辞を述べた。
 赤ちゃんタオル(竹の絵が描かれた身長100㌢㍍まで測れるもの)のお披露目もあり、別府ロータリークラブ出席者と長野市長の歓談に花が咲いた。
 寄贈式終了後、永松会長は「今まで『周年事業』では、海外に向けた支援を多かったのですが、70年の節目として今まで協力をいただいている別府市民に対して支援が出来ないかを考えて、今回の事業になりました。大分県に2番目に古いロータリークラブで、テーマを『轍(わだち)』にしました。今までの歴史に感謝して、これからの道標になるように、と思っています」と話した。
 赤ちゃんタオルは1日から、別府市に出生届を出したときに案内文とハガキを手渡している。1家族1枚で、抽選で200人に当たる。当選者の発表は発送をもってかえる。
 衛生用品(生理用品)は7万個用意しており、市内の小・中学校、高校に8月上旬に寄贈する。