大分県と大分市は19日、14市2町と県外の10歳未満から80歳以上の男女770人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
23日ぶりに1日の感染者数が前週を下回ったが、県では3連休で検査数が少なかったことが原因とみている。一方で、病床使用率は40・2%で、5カ月ぶりに40%を上回った。また、大分市内の幼児教育・保育施設、大分市内の福祉施設、大分市内の学校2校、宇佐市内の高齢者施設でクラスターを確認し、関係者の検査を進めている。
年代別では、10歳未満と10代各118人、30代117人、40代98人、50代87人、20代84人、60代77人、70代38人、80歳以上33人。経路別では、家族と不明各251人、施設88人学校58人、職場43人、医療機関22人、知人21人、会食9人となっている。
別府市の感染者数は、85人。年代別でみると、30代17人、60代14人、10歳未満と20代各12人、40代10人、10代と50代各8人、70代3人、80歳以上1人。
別府市以外の市町等の感染者数は、大分市336人、日田市55人、中津市47人、宇佐市37人、由布市34人、県外22人、臼杵市20人、佐伯市、豊後大野市、豊後高田市、日出町各19人、国東市と竹田市各16人、杵築市と津久見市各11人、玖珠町4人だった。