群馬県の東吾妻町議で井上信幸元別府市長の長男、井上日出来(英樹)さん(57)が里帰り、7月29日に今日新聞を訪れた。
井上さんは現在1期目。来年4月の選挙で再選を目指す。東吾妻町は人口約1万3千人、議会の議席数は14、農業、畜産業が主な産業。中曽根、福田、小渕氏と3人も首相を生んだ群馬県は保守王国。しかしリベル派も手を広げており、何かあったらひっくり返される可能性もあるという。群馬は温泉も豊かで、東吾妻から草津温泉、伊香保温泉とも車で40分の距離。「冬は冷えるので、やっぱり温泉で温まりたいですよね」と話す。
さて、かんじんの議会活動。保守系無所属でまだ1期目の井上さんだが、行財政改革特別委員会委員長、広報特別委員会副委員長と重責を務める。3年間、毎回一般質問に立ってきた。町の学童保育政策では、学童保育所を移転しようとする執行部に対し、利用者の90%が移転に反対していることをあげ、利用者サイドに立って「移転すべきではない」と舌ぽう鋭く質問。町長も答弁できず、結局移転案は撤回になった。
「別府の皆さん、ごぶさたしています。久しぶりに里帰りして、小中学校の再編が進んだ印象を受けました。いまコロナ禍で大変なのはどこも同じです。どうか観光業の皆さんは頑張って下さい。群馬から応援しています」とエール。