みゆき坂にある「湯けむりの宿 別府はなみずき」(申鉉旭代表、御幸2組)に韓国からのインバウンド観光客6歳から60歳代の18人が7月29日午後7時すぎ、到着した。
2019年日韓政治摩擦、ここ2年半に渡る新型コロナウイルスの影響が別府観光に多大な影響を受けている。しかし、観光庁が今年6月10日から添乗員付きパッケージツアーの受け入れを開始した。今回、2019年6月以来、別府に宿泊する初の団体観光客が訪れた。
団体観光客は2泊3日の旅。同日昼、福岡空港に到着。その後、湯布院へ移動。湯の坪街道、金鱗湖を見学した。続いて、別府に移動し、海鮮焼磯磯で夕食後、別府はなみずきにチェックインし1泊した。
30日は、かまど地獄、明礬温泉の湯の花小屋を見学した。その後、大宰府に移動し太宰府天満宮を見学。抗原検査後、博多のホテルにチェックインした。
31日は免税店で買物をした後、福岡空港から日本を後にした。
別府はなみずきには、8月に韓国から同様のインバウンド団体観光客の予約がある。これは日本と韓国の新型コロナ感染状況によって変わるという。
別府はなみずきに宿泊するプログラマーの男性(28)は「新型コロナのせいで、3年ぶりの海外旅行です。大分に来るのは、5年ぶりです。湯布院の金鱗湖は雰囲気が良かったです。福岡空港に着いたときは気持ちがフワフワしました。団体旅行は初めてで、温泉などが楽しみ。明日の地獄に行くのが楽しみ。以前の旅行で計画はしたのですが、行けなかった」と話した。
申代表は「韓国からのお客さまを迎えることが出来て、嬉しい。ホテルに着いたときにお客さまから『別府は良いところ』という言葉をいただいた。韓国の人も温泉が大好き。薬用というイメージがあるので、韓国のお客さまに人気がある。今後はますます韓国のお客さまだけでなく外国のお客さまが、別府を訪れてもらえばと思います」と語った。
今後、インバウンド団体観光客が来別することが、別府観光の一助になる。