市内外のいろんな場所で絵を描いているアートクリエイターのMAKEY(マーキー)さんが8月末まで、鬼山地獄の西側壁面30㍍に鬼山地獄を連想するワニ、太陽、月、ヤシの木、同地獄の敷地内にあるマレーシアの伝統家屋を再現した建物などを描いている。
昨年、おにやまホテルで働いている知人の紹介を受けたMAKEYさんは、ホテルの関係者に取材をしてイメージをふくらませて、今回の件が決まった。
今回のテーマは「鬼山地獄」をイメージした。7月下旬から描き始め、夏場の熱い時間帯を避けて早朝から午前10時ごろまで描いている。8月19日の時点、大部分が完成している。
絵を描いているとき、地獄めぐりをしている観光客や壁面に隣接する道路を通り絵を描いているMAKEYさんを見ている人から「頑張って下さい」という応援とともに差し入れをもらう事も。
MAKEYさんは「新型コロナウイルスの影響で、みんなが暗い気持ちになっているので、絵を見て明るい気持ちになるよう明るい色を多く使いました。完成したら、多くの人に写真を撮ってもらいたい。みんなの印象に残る絵になれば」と話している。
これまでMAKEYさんは、別府市内では元町モール、茶房たかさき、電化ショップアップル、ますらお、コモールカフェ、JR日豊本線高架の壁の苔アートなどをはじめ、大分市、津久見市、豊後高田市、宇佐市、長崎県平戸市などでアート作品を手がけている。