別府市美術展が28日まで開催

ONSENツーリズム賞などの作品を鑑賞する来場者

 別府市美術協会(荒金大琳会長)は「第65回別府市美術展」(第24回大分県民芸術文化祭参加行事)を28日まで、別府市美術館2階企画展示室、ホワイエ、版画室で開催している。開館は午前10時から午後5時までだが、最終日の28日は授賞式終了後まで。大分県、別府市、別府市議会、別府市教委、別府市観光協会、別府商工会議所、今日新聞社など後援。
 日本画、洋画、工芸・彫刻、書道、写真の5部門の会員と公募作品の約200点が並ぶ。
 例年は前期、後期に分けて展示をするが、別府市美術館が空調工事で今年10月1日から令和6年2月29日まで休館することを受けて短い会期となっている。
 荒金会長は「コロナの影響で出展数は減っていますが、質は昨年と同様かそれ以上になっています。特に工芸・彫刻は減っていましたが、今回は出展数が増えて、良い作品も増えました。昨年より楽しめると思います。今の段階では、次回は令和5年度の3月に実施するように予定しています」と話している。
 ONSENツーリズム賞、大分県知事賞、別府市長賞などの授賞式は28日に行われ、受賞者は授賞式終了後に掲載する。