任期満了に伴い来年春に行われる、大分県知事選挙に別府市出身で参議院議員の安達澄氏(52)が出馬に向けて、最終調整に入っていることが分かった。
安達氏は、県立別府青山高校から上智大学法学部を卒業。新日鉄(当時)、朝日新聞社に勤務。2015年の別府市長選挙出馬をきっかけに地元に戻った。2019年の参議院議員選挙に出馬し、現職を破って初当選。現在、1期目。
今日新聞の取材に対して安達氏は「最終調整中」と出馬に向けて検討中であるとして、「支持者などと相談して、決断したい。時期はまだ分かりませんが、近く結論を出したい」と話した。出馬すれば参議院の補欠選挙も行われることになる。
大分県知事選には、現職の広瀬勝貞氏(80)が不出馬を表明しており、初めての出馬の動きとなった。