「日本財団DIVERSITY IN THE ARTS」(横尾紀彦理事長)主催の「True Colors CARAVAN(トゥルーカラーズキャラバン)」が23日午前11時30分、別府市役所中庭「市民ひろば」で開催し、延べ500人が参加した。マスク着用など新型コロナ感染対策を講じた。
同団体は、これまで東京を中心に開催してきたパフォーミングアーツを通じて、障がい・性・世代・言語・国籍など多様で個性豊かな人たちと一緒に楽しむ「True Colors Festival(トゥルーカラーズフェスティバル)超ダイバーシティ芸術祭」を日本全国に広げる新たな取り組み同キャラバンを4月からスタートした。4月に東京で出発式を行い、全国6カ所で公演する。札幌、名古屋、大阪、広島、北九州の5カ所で、すべて満員御礼となっている。今回の別府公演が6カ所目で、キャラバンは終了。フェスティバルコンサートは11月19、20日に東京で開催する。
別府公演のオープニングで、長野恭紘別府市長が別府市の取り組みなどを含めたあいさつをし、尾形武寿日本財団理事長、同フェスティバルアンバサダーの乙武洋匡さんがトークした。
続いて、東京2020パラリンピック開閉会式に出演したパフォーマーがメンバーにいるキャラバンパフォーマー9人がダンスを披露。その後、大分県を代表して障がいのある人とない人がともにリズムやダンスを楽しむ団体「レッツダンスでガッツ元気の会」が登場し、共演し、ダンスバトルを行った。会場からは手拍子など起こり盛り上がった。
次はトークステージ「SCHOOL OF LOCK!課外授業」を開催。「SCHOOL OF LOCK!」とは、TOKYOFM/JFMの番組。
同ロック教育委員会のとーやま教育委員長(遠山大輔さん)、ぺえ教頭(ぺえさん、TWINPLANET所属)、同フェスティバルアンバサダーの乙武さん、スペシャルゲストの向井太一さん(福岡県出身のシンガーソングライター)、スペシャルパフォーマーの穴澤雄介さん(全盲のバイオリニスト)が登壇。自己紹介やゲストの話で盛り上がった。