境川少年野球部が初優勝を飾る

県新人大会で初優勝を飾った境川少年野球部

 境川少年野球部が11月26日に国東球場で開催された「第20回大分県新人学童軟式野球選手権大会」の決勝戦で、宇佐北部クラブを5ー2で破り、同大会で初優勝を飾った。
 境川は、別府支部予選で第3代表を勝ち取り、5年ぶり6回目の県大会出場を決めた。大会は、19、20、26日に開催され、32チームが出場し、トーナメント方式で行われた。
 境川は、1回戦に湯布院フレンズと対戦し、8ー3で勝利。2回戦は、飯塚レッドスターズと戦い、20ー3で圧勝。準々決勝は豊府少年野球団との対戦で、22ー4でこちらも圧勝した。準決勝の相手は、判田少年野球クラブで8ー3で破り、決勝戦に臨んだ。
 決勝では、初回から1点を入れて先制すると、3回にも1点を追加。5回には3点を追加し、リード。6回に宇佐が2点を入れたものの、追いつけず境川が勝った。最優秀選手に3塁打を放つなど活躍した森山弦太朗選手(11)、優秀選手賞に4回まで投げて相手打線を0点に抑えた、主将の青木太樹選手(11)が選ばれた。
 森山選手は「準決勝では打てなかったので、決勝戦で打てて良かった」。青木主将は「このチームは9点、10点とられても11点を打って返せる打力の強いチームです。決勝戦で勝つことができて、うれしい。次のマクドナルド杯でも絶対優勝したい」とそれぞれ話した。
 手嶋康蔵監督(46)は「最初は、ベスト4が目標でしたが、1試合ずつチームが段々と成長していくのが分かり、優勝することが出来ました。楽しんで野球が出来たのが良かったと思う」と話した。
 最近では、思いっきり野球を楽しみ、練習でも自分たちのやっていることがどういうことにつながるのかをしっかりと考えるようにしたことで、実力がついてきた。新入部員も入ってきて、現在31人。週4回、短時間で集中するよう練習を展開している。マクドナルド杯は今回優勝したことで、予選はパスし、県大会に出場することになっている。メンバーは次のとおり(敬称略)。
【境川少年野球部】▽監督=手嶋康蔵▽コーチ=津福哲児、菅雄輝▽選手=青木太樹(主将)、後藤幸晴、青野輝、手嶋康大、森山弦太朗、平岡凌太、永弘樹、大友晏寿、上野栞永、筒井晴十郎、野﨑成央、貞山海翔、臼井アンナ、西村優龍、長野莉々輝、菅大翼、津福郁斗、後藤悠翔、工藤翔太