別府市内を中心に、17施設をQRコードでお得に便利に楽しめる「べっぷ周遊パス」が始まった。一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォームBーbizLINKが、大分県観光産業リバイバル推進事業の一環として行っている。
県観光産業リバイバル推進事業は、新型コロナウイルス感染症によって観光地が大きな影響を受けている中で、今回、失われた観光需要を回復していくために観光資源の磨き上げ等によって、一層地域の魅力を高めることを目的としたもの。
別府市には魅力のある観光施設や温泉施設が点在しているが、それぞれの施設で料金を支払うようになっている。遊園地のフリーパス券のように、QRコードだけで施設に入ってお得に目一杯満喫できるチケットがあれば、との旅行者からの声から作られたサービス。
利用者は、ウェブ上で事前決済でチケットを購入する。利用できる施設は、地獄めぐり7カ所、城島高原パーク、別府ラクテンチ、大分香りの博物館、別府タワー+別府アートミュージアム、明礬湯の里、桜湯、鬼石の湯、地獄温泉ミュージアム、塚原火口の泉、大神ファームの17施設。なお、別府タワーは来年1月中旬まで改修工事中のため、工事終了後から利用できる。
チケットは4種類。大人2日券6千円、同1日券3800円、子ども2日券3500円、同1日券2500円。入場できるのは、1施設1回。個別にまわって料金を支払うよりもお得になっている。
ウェブで取得したQRコードを施設でかざして、施設側がタブレットで読み込むことで入場(入園)する。ウェブサイトはhttps://www.yunotabi.jp/ticket/