べっぷクリスマスファンタジア

子どもたちがクリスマスソングを元気いっぱいに歌った
海上から音楽に合わせて色とりどりの花火が別府の夜空を彩った

 冬の別府の夜空を彩る「べっぷクリスマスファンタジア2022」が24、25日に北浜公園やスパビーチで開催され、多くの人が訪れて盛り上がった。冬の祭典実行委員会(千壽智明委員長)主催。
 今年は、北浜公園を「歌声と花火のイベントエリア」、的ケ浜公園・スパビーチを「屋台と花火のフードエリア」に分散し、広範囲で花火を楽しめるようにした。
 24日午後7時、北浜公園でオープニングセレモニーがあり、千壽委員長が「子どもたちによるクリスマスソングを歌う会も開催することができました。先輩たちが作ってくれた祭りの原点です。3年ぶりに開催でき、可愛い歌声と夜空を彩る花火を最後まで楽しんでください」とあいさつ。
 来賓の長野恭紘別府市長は「多くの人が楽しみに駆けつけてくれていると思います。まだまだコロナには気を付けなければいけませんが、皆さんがルールを守ってくれるからこそ、開催ができます。安全安心な祭りをみんなで作ってほしい」と述べた。
 引き続き、ステージでは別府市内の小学生が、サンタクロースの姿で歌を披露。「赤鼻のトナカイ」や「あわてんぼうのサンタクロース」などを鈴を使ったりステップを踏んだりとダンスも折り込みながら、元気いっぱいの歌声を届けた。
 午後8時からは、「家族で楽しむクリスマス」をテーマに、花火があがった。音楽に合わせて、赤、青、緑など色とりどりの花火が次々と打ち上がり、夜空をカラフルに染めた。訪れた人たちも迫力満点の花火に、写真を撮ったり、拍手をしたりそれぞれ楽しんでいた。
 25日は「恋人たちのクリスマス」と題して、花火をあげた。スパビーチでは、2日間、アジアン屋台など約60店舗を軒を連ね、賑わった。