別府警察署は7日、特殊詐欺(架空料金請求詐欺)被害の発生を発表した。
市内在住の80歳代男性のスマートフォンに昨年12月5日ごろ、「7億円が当たりました」「当選金の受け取りには登録費用が必要」などとメッセージが届いた。男性は同日ごろから今年1月6日までの間、当選金の受け取り費用などの名目で、33回にわたり、電子マネーカードを購入し、メッセージで相手にカード番号を伝えた結果、合計100万6千円の利用権をだまし取られた。
男性が不審に思い、7日午後に同署に来署して相談したことで被害が発覚した。
同署での今年に入ってからの被害は初めてで、被害金額は100万6千円。
同署は「電話やメールなどでお金や電子マネーの購入を要求されたら、それは詐欺です。お金を要求されたら、家族や警察に相談してください」と呼びかけている。