消防車15台が消火活動

全焼したアパート

 19日午前9時25分、浜町の木造2階建てのアパートから出火、1時間53分後の午前11時18分に鎮圧、出火から2時間22分後の午前11時48分に鎮火した。アパートは全焼。けが人はいない。延焼は、出火元のアパート西側に隣接する木造2階建ての店舗兼住宅の2階部分を半焼、アパート北側の木造2階建ての一般住宅を部分焼。
 アパートの南側にはガソリンスタンドがあり、消防署と浜町出張所から消防車8台、消防団から消防車7台の計15台が出動し、消火活動を行った。
 別府警察署によると、アパートは1階に4部屋、2階に5部屋の計9部屋あり、5人が居住していた。アパートの住人、延焼した店舗兼住宅および住宅の住人は避難して無事だった。
 複数の通行人から「国道10号沿いのアパートが燃えている」と119番通報があった。
 出火原因、延焼面積などは捜査中。
 別府市消防本部によると、出火当時の現場の風向きは南から北に吹く「南の風」で、出火元から見てガソリンスタンドとは逆方向に吹いていた。