相談など真摯に取組む

4期目を目指してあいさつをする原田県議

 今年4月に行われる、任期満了に伴う大分県議会議員選挙で4期目を目指して、立候補を予定している別府市選出の現職・原田孝司氏(63)の総合選対事務所開きが15日午前10時、市内のホテルで開催された。
 宗安勝敏後援会長が「原田県議とは30歳ぐらいからの長い付き合いで、県教組の別府支部で一緒に活動をしていたこともあり、当時市議に原田さんが良いとすすめた。原田さんが真摯で愚直なまでに活動してきた。4期目に向けて、力沿えをいただきたい」とあいさつ。
 川崎亨大分県教職員組合副委員長が「教育においては、頻繁かつ行き過ぎた広域異動において取り組んでくれ、おかげで少しずつ見直されようとしている。県教組からこういった素晴らしい議員を出していることを誇らしく思う」と述べた。来賓の長野恭紘別府市長、吉田忠智立憲民主党大分県連代表(参議院議員)、吉良州司衆議院議員、吉川元衆議院議員、安達澄参議院議員が祝辞を述べた。また、地元の鶴見町自治会有志と青壮年会から推薦状が手渡された。
 原田氏は「日本全国で、新型コロナウイルスの拡大が続いており、社会情勢や経済状況は混沌とし、あげきれない程の影響を受けています。加えて、ロシアによるウクライナ侵攻の影響であらゆるものが値上げしている。これまで、少子化、道路・橋梁といったインフラ、過疎化、地域公共交通、教職員不足などに私なりに真摯に、県民クラブのメンバーと一緒に取り取り組んできました。多くの人から相談をいただく中で、すべてがうまくいくわけではない。しかし、相談があれば、今後も真摯に取り組んでいきたい。必ずお役たてると思っているので、力を貸していただきたい」と力強く訴えた。
 原田氏は、別府市出身。教鞭をとっていたが、2007年に市議会議員に初当選。4年後には県議会議員に当選し、現在3期目。立憲民主党大分県総支部連合会副代表を務めている。