昨年、日本プロ野球(NPB)を引退して、今季からプロ野球独立リーグ「大分Bーリングス」に所属する、大分県出身の内川聖一選手が19日午前10時45分、長野恭紘別府市長を表敬訪問した。
内川選手は、プロ野球選手の時から、別府市で自主トレーニングを行ってきた。今年も、読売ジャイアンツや東京ヤクルトスワローズの若手選手と一緒に11日から19日まで、別府市民球場で自主トレを行った。
内川選手は「天候もよく、数もこなせて良い自主トレになった。グラウンドもとても良い。今季は、ホームゲームを中心に、基本的にはチームに同行して試合をするつもり。どうやってリーグを盛り上げるか、プレーだけの立ち位置ではないと思っています。若い選手の刺激になれれば。NPBの時は大分で試合をすることがほとんどなかったので、大分で試合が出来るのも楽しみ」と話した。
長野市長は「未知の1年に突入することになると思う。解説などをやりながらと聞いています。スケジュール管理や体調管理が大変だと思いますが、これからは、楽しむ野球をしてほしい」と激励した。
記者の質問に答えた内川選手は「成績を残すことももちろん大事だが、NPBを目指す人たちに何ができるのかも考えていきたい。落ち着いて野球と向き合いたい」と話した。