来週、日本各地で大寒波の襲来が予想されており、別府市内でも25日に最低気温がマイナス5度、26日はマイナス3度が予想されており、上下水道局では、水道管の凍結防止の準備を早めに行うように呼びかけている。
毎年、大寒前後は寒い時期が多いが、上下水道局では「平成28年と同じ規模の寒波になる」と予想している。この時は、凍結被害の問い合わせが1100件を超え、水道管破裂による取水栓を止めたケースが400件近くあったという。中には、給水車を派遣した場所もあった。
18日から20日にかけて、広報車で市内全域を回り、凍結防止への準備を呼びかけた。
外の水道管は毛布や厚手の布などの保温材を巻き、ひもでしばるなどし、ビニールテープを下から上に巻くことを推奨している。凍ってしまった場合は、熱いお湯をそのままかけると破裂の原因となるため、タオルなどをかけてぬるま湯をかけてゆっくりとかすように呼びかけている。修理については、ホームページに指定給水装置工事事業者を掲載しているので、そちらに依頼を。
また、室内の水道については、夜間に少し蛇口を開いておくと凍結を防げる。佐藤和子営業課長は「蛇口の水は、つまようじぐらいの細い水で大丈夫です。生活用水などに使えるように、ためておくと良いと思います。修理の場合、業者が立て込んですぐに修理できない場合もありますが、漏水分は減額できるので慌てずに対応してもらいたい。早めの準備をしてほしい」と話した。