大分県立南石垣支援学校高等部1年生14人が1月31日から2月日まで、市内の一般企業や福祉関係の事業所で職場実習をしている。同校では、中学部の頃から職場実習を通して、働くことの楽しさや大変さを知ってもらう取り組みをしている。高等部(46人)では、学年ごとに年2回ずつ実施している。
「メンテナンスの仕事がしたい」と旭環境管理株式会社(梶原泰雄社長、別府市富士見町)で職場実習をしているのは、小堤龍星さん(16)。別府市上下水道局に配置され、旭環境の社員に教えてもらいながら、毎日、施設の清掃に取り組んでいる。「今は教えてもらいながらなので大丈夫ですが、1人で考えて作業するのは少し不安。スピードをあげて作業が出来るようになりたい」と話した。
旭環境では、毎年インターンシップを受け入れていて、生徒たちは施設清掃の仕事などを学んでいる。小堤さんも掃除機などを使ってていねいに、キレイになるように清掃に励んでいた。