大分県P連が杵築市大会を開催

開会行事であいさつをする山田会長
県内のPTA関係者が集まって研究大会を開催

 大分県PTA連合会(山田弘樹会長)は、第31回県PTA研究大会杵築市大会を5日午前9時40分、杵築市立杵築中学校をメイン会場に行った。研究主題は「家庭・学校・地域が一体となってつながりあうPTA活動」。大会スローガンは「ただいま・おかえり・いってらっしゃい~こころをこめて協育を~」。約400人が参加した。
 開会行事で、山田会長が「コロナ禍で、子どもたちは学習活動や運動会、文化祭、修学旅行など様々な制限を受け、心身に与えた影響は計り知れません。家庭、学校、地域社会の緊密な連携が求められています」とあいさつ。大会実行委員長の工藤慎一杵築市P連会長もあいさつ。
 来賓の永松悟杵築市長が「多くの人と連携し、伴走型の支援をしていきたい」。岡本天津男県教育長も「次世代を担うすべての子どもが、変化の激しい困難な時代を乗り越えられるように教育水準の向上に取り組んでいきたい」とそれぞれ祝辞。次期開催地の宇佐市P連に県P連旗が引き継がれた。
 引き続き、分科会が行われ▽こころをこめて育てる家庭教育▽子どもたちの育ちは地域と共に▽ともに考え学びあう人権教育▽楽しくつながるPTA活動ーの4つのテーマに分かれて、提言と意見交換などを行った。