大分県選出の安達澄氏が、大分県知事選挙に出馬するため、参議院議員を辞任したことを受けて、補欠選挙が行われることになり、各党ともに立候補予定者を決め、対応に追われている。
すでに、自民党は竹田市出身で飲食店経営の白坂亜紀氏(56)を公認し、無所属の小手川裕市氏(55)が立候補を表明。無所属だったものの、安達氏を支援した立憲民主党の動きが注目されていた。
立憲民主党大分県連は19日午後6時、臨時の常任幹事会を開き、対応を検討。吉田忠智代表(参議院議員)が、ギリギリの対応になったことを謝罪し、非公開で協議を行った。終了後、質問に応じた吉川元衆議院議員と吉田代表は「全会一致で吉田代表が候補となることを決めた」と説明した。吉田代表は、現在、比例区選出の参議院議員で、選挙区にくら替えすることになる。今後、本部に公認申請をし、明日、会見を開くことにしている。
参院補選は、4月6日告示、23日投開票が行われる。