別府北ロータリークラブ(板井覚会長)は、19日午前10時、別府公園で「別府ワンワンパーク2023」を開催。好天に恵まれ、多くの愛犬家が集った。
開会式で、板井会長が「ロシアのウクライナ侵攻やトルコの大地震などが暗い影を落とす中、スポットライトの当たらない動物たちも懸命に生きています。今日1日は目線を下げて、犬たちの目線に合わせてもらい、楽しい時間を過ごしてください」とあいさつ。
来賓の堀川貴史第2720地区ガバナー、長野恭紘別府市長が祝辞を述べた。岡田豊和実行委員長の発声で開会した。
フリスビー犬によるパフォーマンスやワンワンファッションショー、待て競争、訓練士によるしつけ教室、ワンワンパレードなどが行われた。ファッションショーでは、可愛らしい洋服やかぶりものをしたワンちゃんたちが登場。衣装は手づくりという人が多く、ワンちゃんたちも楽しくステージの上を歩いて、審査員にアピール。不思議の国のアリスの登場人物の衣装で登場したムックが優勝した。
待て競争では、輪っかの中に犬が座り、飼い主が「待て」をした状態で少しずつ後ろに下がり、最後まで待てが出来るかを競った。飼い主が離れていくと、さびしくなって走って駆け寄ってしまう犬や、他の犬が動いたことにつられて動いてしまう犬など様々で、大盛り上がりだった。
会場内には、犬たちのために水や氷が用意されたり、特設のドッグランが設置されるなど工夫され、犬も人間も楽しい時間を過ごした。