別府市内の14小学校で22日、卒業式が挙行され、887人が未来に羽ばたいた。
市立朝日小学校(勝河馨校長)では、第115回卒業証書授与式が同校体育館で行われ、3クラス105人が出席した。
保護者らの大きな拍手が響く中、児童が入場。国歌斉唱後の授与式では、安部涌貴さんをはじめ一人ひとりの名前が呼ばれる中、勝河校長が卒業証書を渡した。
勝河校長が「卒業証書を授与するとき、皆さんからやり遂げた達成感やさまざまなことを乗り越えてきた自信が伝わってまいりました。皆さんは、友だちを大切にし明るい笑顔の似合う頼りになる最高学年でした。これまで支えていただいた家族の方に『ありがとう』の感謝の気持ちを言葉にして伝えてください。『のぼる朝日の新しい光の中を我ら行く』と校歌にあるように、朝日小の卒業生として自信と誇りをもって昇る太陽が如く力強く自分の道を進んでください」と式辞を述べた。
市教育委員会の告辞、祝電、PTAから卒業生への祝品(卒業証書収納バインダー一式)が披露された後、手島梨紗さん(前児童会長)が勝河校長に卒業記念品(テント一式)の目録を手渡した。
最後に、学び舎を後にする105人が別れの言葉を述べ、校歌と「栄光の架橋」を斉唱した。
卒業生が大きな拍手で体育館から退場。保護者は、デジカメやビデオ、スマホで我が子の晴れ姿を納めていた。