6陣営の参謀が訴える①

コロナ禍から脱却し前進を

戸高賢史陣営(公、現)市原隆生さん

 4期目を目指す、戸高賢史候補(公明党、現)の選対本部長を務める、市原隆生別府市議。
 戸高さんについて「国会議員秘書を長年やっていたので、地方だけでは解決できない課題も、国へ繋げてくれるのが素早い。国と地方を繋げることが出来る人」と話す。
 「今回の選挙は、これまでと違い、県知事が有力な新人同士の一騎打ちということで、投票行動が分かりにくく、今までにない緊張感を持っている」と言う。県議選は、前回と同じく「1人落ち」の激戦となっており「従来の支持者を堅持すると共に、新しい支持者の拡大が課題。SNSなどを活用して、多くの人に訴えていきたい」とする。
 これまで、不妊治療の助成制度の拡充や北浜交差点の横断歩道設置の後押しなど、幅広い分野で実績を重ねてきた。日常的に家族の介護や世話を行うことでやりたいことが出来ない子どもたちが「ヤングケアラー」として社会問題となっている中で、専用相談窓口の設置などを実現した。
 また、これからは▽別府観光の新たな魅力創出=温泉資源や歴史・文化はもちろん、宇宙港など新たな観光資源を活用した魅力づくりや、別府港再編によるフェリーターミナルの機能強化など▽女性が輝く社会=IT人材の活用やテレワークに推進で、子育てしながらでも働きやすい社会を構築▽誰もが住みやすいまちづくり=交通手段の利便性を強化し、高齢者や障がいのある人など、交通弱者が暮らしやすいまちづくりーを目指すとしている。
 「特に、別府国際観光港のリニューアルやコロナからの回復に力を入れている。コロナ禍を脱却し、どこまで前進できるかだと思う」と力を込める。