初めての「ひじまちアンバサダー」委嘱

「ひじまちアンバサダー」に委嘱された
(左から)生野さん、Ryuさん、マークさん

 日出町は2日午後1時半、日出町観光親善大使「ひじまちアンバサダー」に、タレントのマーク・パンサーさん、ファインアーティストのRyuAmbeさん、タレントの生野朱音さんを委嘱した。
 これまで、日出町出身や在住の人を「ふるさと親善大使」として委嘱してきたが、より広く日出町をPRするため、今年4月から「ひじまちアンバサダー」を設置し、今回が初めての委嘱。任期は2年だが、再任できる。
 マーク・パンサーさんは、仏国マルセイユ出身で、2歳の時にモデル活動を始め、人気音楽グループ「grobe」のメンバーとしても活躍。現在は、大分のラジオに出演。ツーリズム別府大使も務めている。
 RyuAmbeさんは、神奈川県出身だが、亡き祖父が日出町の出身。ファインアート(純粋美術)は、美術的な価値を専門に行う活動や作品のことで、ものづくりを総合的に行う。Ryuさんは、平面的な作品だけではなく、立体的な造形物づくりも得意とする。
 生野さんは、日出町出身。大分県のご当地アイドルとして10年間活動をした。モデルやCM、テレビ番組などで活躍している。2023年からは、オートポリスのサーキットクイーンも務める。
 本田博文町長が委嘱状を手渡して「日出町は、企業誘致や子育て支援、健康づくりなど様々な取り組みをしていますが、なかでも観光は重要な分野。地域資源を発掘し、観光資源に造成してきました。日出町のPRのお手伝いいただきたい」とあいさつをした。
 マークさんは「最初は番組のロケで来て、素敵な所だなと思った。隠れた魅力を前に出していきたい。世界中に大分の良さを伝えていきたい」。Ryuさんは「うれしい気持ち。祖父に報告します。アーティストとして、日出町らしい風景を自分なりに吸収して、ポップに彩っていきたい」。生野さんは「地元を愛しすぎることで有名な私なので、私流に盛り上げていきたい」とそれぞれ話した。
 マークさんは13日に開催される「第38回城下かれい祭り」でトークショー&DJライブを行う予定。