別府市、杵築市、日出町で構成する別杵速見地域広域市町村圏事務組合議会は令和5年第2回臨時会を開いた。4月に統一地方選挙が行われ、別府市と杵築市の議会議員が改選されたことを受けたもの。
年長者の小春稔氏(杵築市)が臨時議長を務め、議長の選挙が行われた。動議が出され、議長選挙は臨時議長による指名推薦とし、松川章三氏(67)=別府市=が選ばれた。松川氏は「主な事業は、藤ケ谷清掃事業、秋草葬祭場事業、介護認定審査会事業でどれも圏域住民にとっては、なくてはならない事業。連帯と協調を基本とする伝統ある広域圏議会議長として、直面する課題に執行部と取り組み、2市1町の住民の負託に十二分に応えられるように全力を尽くしていきたい」とあいさつ。
副議長選挙も行われ、動議によって議長による指名推薦とし、小野義美氏(75)=杵築市=が選ばれ、「松川議長を支え、公正で円滑な議会運営に努めていきたい」とあいさつをした。
管理者の長野恭紘別府市長が「正副議長には、豊富な経験と知識生かして圏域内住民の福祉の向上に力添えをいただきたい」とし、自身も管理者として3期目を迎え「副管理者とともに、圏域内住民の生活向上に誠心誠意務めていきたい」と述べた。
議会運営委員会の委員長に市原隆生氏(別府市)、副委員長に岩尾育郎氏(杵築市)が選任された。また、常任委員会の総務福祉委員会と環境衛生委員会を開き、欠員となっている総務福祉委員会の委員長に泥谷修氏(杵築市)、環境衛生委員会の副委員長に安部一郎氏(別府市)をそれぞれ選任した。