第21回王貞治杯九州学童軟式野球大会兼第54回大分県学童軟式野球選手権大会の別府支部予選が5月13、20日、6月3,10日に野口原ソフトボール場Bと同軟式場Aで行われた。
AパートとBパートに分かれてトーナメント方式で試合を行い、それぞれ優勝チームが代表となり、2位チームで第3代表決定戦を行った。
Aパートには6チームが出場。決勝戦は、吉弘野球スポーツ少年団と浜脇少年野球部の対戦となった。吉弘は1回裏にツーアウトから3番の田中選手が四球で出塁すると、すかさず盗塁で得点圏に進むと、4番の曽我選手のヒットで1点を先制。3回裏2番の榎園選手が本塁打を放ち、1点を追加。5回裏には2人が四球で出塁すると、パスボールの間に2、3塁とし、ファーストエラーの間に1人が生還、相手のエラーなどで走者をためると、足を絡めた攻撃で7ー0で吉弘がコールド勝ちで優勝。
Bパートには7チームが出場し、別府鶴見小マリンズと緑丘少年野球部が決戦戦で対戦した。鶴見小は1回表に1番の神鳥選手が内野安打で出塁すると、2番の若杉選手が本塁打を放ち、2点。その後も連続ヒットと盗塁で緑丘をゆさぶり、満塁とすると、7番三浦選手のヒットで2人が生還。内野安打で再び満塁とすると、四球押し出しで1点を追加。榎園選手のヒットで3人が生還し、この回一挙に8点を入れて、突き放した。その後も4回と5回に2点ずつ入れた。緑丘は得点することが出来ず、12ー0で鶴見小が5回コールド勝ちで優勝を飾った。
第3代表決定戦は、緑丘と浜脇の対戦となった。緑丘が1回表に四球で出塁した松本選手が盗塁。さらに四球で出塁すると、ダブルスチールを決め、4番の鎌城選手のヒットで2人が生還。さらに7番の渡邊(望)選手のヒットで1点を加えた。その後も3回に1点、4回に3点、6回に2点と得点を重ねた。浜脇は4回にエラーで出塁した渡辺(吟)選手が盗塁を決め、パスボールの間に生還をして1点を返したものの、後続が抑えられ、9ー1で緑丘が代表の座を獲得した。代表となった3チームのメンバーは次のとおり(敬称略)。
【吉弘野球スポーツ少年団】▽代表=安部雅浩▽監督=丸田史明▽コーチ=阿部悠平、河野巨樹▽選手=榎園新太郎(主将)、能住幸詩朗、田中健斗、河野碧、藤原聖士、谷口颯汰、阿部朔久、坂田皐、曽我綾斗、山田陽翔、首藤宗柔、兒玉亘、吉野悠、河野湊、髙木蓮凰、赤星琥珀、能住桜士朗、小笠原冬和、西原悠真、大石健稀、仲石凛生、松田結翔、榎園朝陽、安波佑盛
【別府鶴見小マリンズ】▽代表=汐月雄二▽監督=亀島功吉▽コーチ=三浦康治、田吹拓寿▽選手=汐月瑠哉(主将)、若杉珀兎、成井夢聖、伊藤太陽、百崎琉貴、三浦理一、神鳥皇海、河野紫苑、高尾竜平、藤原徹平、小川晄生、田吹來唯斗、長篠匠真、佐藤晃輔、秋吉寛人、高島吏句、小川琥響、酒井健豊、竹林京祐
【緑丘少年野球部】▽代表・監督=鎌城明弘▽コーチ=板井啓一郎、山際信之▽選手=工藤颯平(主将)、工藤航平、鎌城篤史、渡邊望未、山際大誠、板井晴吾、島田裕行、松本直大、麻生悠太、荒金一葦、稲積怜真、釘宮快、河野凌駕、岡田蒼央、多田葵、井上昂也