別府市子ども・子育て会議委員の委嘱式が28日午前10時、別府市役所1階レセプションホールで行われ、19人が委嘱された。
式では、長野恭紘別府市長が山岸治男・別府溝部学園短期大学教授ら16人に委嘱状を手渡した。欠席した3人には後日、送られる。
長野市長が「今年4月から『子ども部』を創設し、子どもの課題に対して一元化して取り組める組織作りを行い、対策ができると思います。医療費の助成や給食費の半額や無償化といったことも大事ですが、子どもたちが本質的に抱えている地域、家庭、学校の問題に対して事前に対処していく対処療法ではなく、根本的な治療をしていく子ども見守りシステムの構築が進んでいます」とあいさつした。
続いて、第27回別府子ども・子育て会議を開催し、会長に山岸氏、副会長に松永忠・児童養護施設別府光の園施設長が選任され、出席者が拍手で承認した。
山岸会長が「皆さまが発言しやすいような雰囲気をつくっていきたいと思いますので、ご協力をお願いします」とあいさつ。
山岸会長が議長を務め「『第2期別府市子ども・子育て支援事業計画』の概要及び前回会議までの内容について」「令和4年度進捗状況報告及び令和5年度実施予定について」「今後のスケジュール」を事務局が説明し、委員からは質問や感想を寄せられた。
委員は、次のとおり。(敬称略)
山岸治男(別府溝部学園短期大学教授)、松永忠(児童養護施設別府光の園施設長)、宮川久寿(別府市教育相談センター所長)、村田広子(地域子育て支援センターにじのひろば代表)、宮﨑トシ子(浜脇母親クラブ事務局長)、矢野和美(別府市公立幼稚園PTA連合会会長)、西山ゆかり(認定子ども園ひめやま幼稚園保護者代表)、羽田野智香(別府隣保館保育園保護者代表)、日名子敦子(別府市議会厚生環境教育委員会代表)、二宮茂(別府公共職業安定所所長)、市原恭子(大分県東部保健所地域保健課課長補佐)、横川明(別府市放課後児童クラブ連絡協議会会長)、後藤智(別府市民生委員児童委員協議会主任児童委員部会部長)、首藤淳子(別府市私立保育協議会副会長)、伊藤由美子(別府市私立幼稚園連絡協議会代表)、松本弘次(別府市子ども会育成会連合会事務局長)、岡田豊和(別府市医師会会長)、大西洋一(別府市認証保育園連絡会会長)、新原克哉(別府市立小学校長会会長)