別府市中須賀東町の剣道場・玄武館道場(高松右門館長)の開館55周年記念合同稽古会・成人の部が6月24日午前9時、玄武館で開催された。23人が参加。
高松館長が「近藤、糸永両先生の道場会館の理念は『剣理究明之聖場』であり、道場における稽古は、剣道、居合道を『剣居一体』として修練してきました。県下には、いくつかの私設道場がありますが、剣道、居合道、少年剣道の3部門の剣道の稽古をしている道場は外にありません。斯道を継承、振興させることは、現在その道に関わっている私たちの使命、責任と考え、道場の歴史を伝統を正しく継承する機会として、稽古会を企画しました」とあいさつ。
阿部傳七氏と矢野明玄氏が小野派一刀流の演武を、高松館長と宇都宮公平氏が無双直伝英信流形の大刀打之位、首藤行輝副館長と清末宏氏が居合道演武をそれぞれ披露した。
気迫あふれる鋭い動きの演武に、参加者は見入っていた。7月には少年の部の稽古会も予定されている。