地元開催の地元選手優勝で絵本

地元レースで長松選手が優勝して弁天保育園に絵本を贈った

 別府競輪と日本競輪選手会大分支部(安東英博支部長)は12日午前10時半、平田町の弁天保育園(伊藤祐貴園長、81人)にウサギのミッフィーの絵本10冊をプレゼントした。
 今年度から始めた事業で、別府競輪場で開催されたレースで、大分支部の選手が優勝すると保育園等に絵本を贈るもの。今回、6月30日に開催された「第4回前節なぜTIPSTARなのか杯」で、長松空吾選手(23)=第123期=が優勝をして、初めての寄贈となった。
 長松選手は、大分市出身で県立別府翔青高校の1期生。今年5月5日に四日市競輪場でデビューした。「5、6月は新人戦だったのですが、今回は初めてのライン戦(1レースの中で複数の選手同士がグループを組んでレースを有利するための戦略)で、難しさはありましたが、良い結果が残せた」と話す。
 贈呈式には、長松選手と安東支部長が出席。長松選手から園児代表に絵本が渡され、園児からはお礼に別府競輪のキャラクターが描かれた紙がプレゼントされた。その後、一緒に絵本を読んだり、先生が読み聞かせをしたりして楽しんでいた。長松選手も園児と一緒に本を読んだりして交流して「楽しんでもらえてよかった」と笑顔を見せた。