地元開催レースで優勝の大西選手

プレゼントした絵本を子どもたちと
一緒に読む大西選手(左)

 別府競輪と日本競輪選手会大分支部(安東英博支部長)は30日午前10時、亀川保育園(髙橋洸音園長、27人)にウサギのミッフィーの絵本10冊をプレゼントした。
 今年度から、別府競輪場で開催されたレースで大分支部の選手が優勝した場合、地元の保育園などに絵本をプレゼントしている。ミッフィーは、オランダ生まれの人気キャラクターで、別府競輪でオランダ国友好杯を行っていることから、ミッフィーの絵本を贈っている。
 今回、優勝したのは、大西貴晃選手(30)=第101期、A級1班=。8月15日から17日に開催された「別府けいりん第4回後節FI KEIRINライジングスターズin別府&第16回ヤクルト杯」で、1日目は5着だったが、2日目、3日目と1着となり、優勝を飾った。8月25~27日に岸和田競輪場で開催された「日本名輪会C第13回ヤマセイ杯」でも優勝をした。
 大西選手が「絵本を持ってきたので、楽しんでください」とあいさつし、子どもたちと一緒に絵本を読むなどして楽しんだ。3、4歳児が「優勝おめでとうございます。絵本を大切に読みます。ありがとうございました」とお礼を述べた。最後に記念撮影をして、安東支部長が「絵本を沢山読んで、いっぱいご飯を食べて、勉強をしてください。また絵本を持ってこられるように、頑張ります」とあいさつをした。
 大西選手は記者の質問に「子どもたちがとても元気で、びっくりしました。絵本プレゼントのことは選手はみんな知っているので、優勝しようと頑張っています。またS級に戻るので、12月のオランダ杯に出られるように頑張りたい」と話した。