大分県立別府翔青高校(阿部充校長、710人)は「青藍祭文化の部」(中野蕗実行委員長)を11日、ビーコンプラザ・フィルハーモニアホールで開催した。12日は同校で開催する。4年ぶりの通常開催となった。
今年のテーマは「PALETTE」。一人ひとりがそれぞれの色を発揮できる文化祭にしたい、一人ひとりの色がパレットの上で混ざって1つのキレイな色になってほしいという思いが込められている。
開会行事が11日午前8時55分から行われ、青藍祭がスタートした。
阿部校長が「文化とは、人類が自らの手で作り上げた有形、無形の成果の総体のこと。文化はそれぞれの民族、地域、社会に固有のものがあって、ただ受け継ぐだけではなく相互の交流によって形を変えたり新しいものになるなど発展してきました。翔青高校にも文化があります。ここに集う皆さん、先生方がともに形作ったものと考えています。大いに楽しんでいきましょう」とあいさつ。
オープニングは、美術部が制作した青藍祭用ビデオで幕開け。音楽に合わせて変化するスケール感あふれる映像に、会場からは大きな手拍子が起き盛り上がった。
クラス発表では、2年5組の「今日から5組は」などがあり、会場はマスクをしたままの笑い声や、終了時には大きな拍手が会場に鳴り響いた。
また、午前中にゲーム感覚を取り入れた書評合戦「ビブリオバトル」の決勝、2年3組、2組、GC科の発表、書道部パフォーマンスなどがあった。午後からは演劇部、2年、吹奏楽部などの発表行われた。
12日は学校内で1年生の展示、各部、PTAの発表などがあり、同日は生徒のみの対応となる。