別府市民生委員児童委員(高橋洋明会長)を務めていた9人が「厚生労働大臣特別表彰」を受賞したことを受けて伝達式が11日午前10時、別府市役所で行われた。
受賞内容は、多年にわたり民生委員・児童委員としてその職務に精励し、功績が顕著であると認められたもの。
受賞者に表彰状が伝達した長野恭紘別府市長が「皆さんが多年にわたり地域福祉のため、地域の皆さんのために、尽力してきた成果が多くの人に認められた結果だと思います。地域の問題は複雑化しています。まずは身体を大事にしていただき、皆さんと一緒に地域福祉の発展のために頑張っていきたい」とお祝いの言葉を述べた。
高橋会長は「長い間、ご活躍していただき、私にとっては皆さんにもう一度、民生委員・児童委員に戻ってきていただきたいという気持ちで一杯です。今後とも事業のためにご協力をお願いします」と感謝の気持ちを述べた。
式終了後、受賞者を代表して佐藤富美子さん(71)=浜脇地区、在職21年=が「とても身に余る光栄な賞をいただきました。これまでを振り返ると、長いようで短かったという思いがあります。子育てを終えた49歳から仰せつかって、21年間という長きにわたり務めてきました。地域の皆さんや家族に支えられながら続けてこれたことを、感謝しています。まだ近所には声をかけてくれる方が多く居ますので、お手伝いをしています。力のある限り、頑張ってまいりたいと思います。自分の健康に気を付けながら、ボランティア大好きな私なので声かけをしてください」とインタビューに答えた。
受賞者は、次のとおり。(敬称略、かっこ内は担当地区と在職年数)
彌田万平(境川、25年11カ月)、後藤公子(野口、24年)、明比マリ子(野口、21年8カ月)、森澤明子(南、21年)、佐藤富美子(浜脇、21年)、宗圀洋(石垣、18年)、田中稔子(境川、18年)、佐野滿子(野口、15年)、松本冨美子(南、15年)