鶴見小学校・幼稚園が創立50周年

市立鶴見幼稚園・小学校創立50周年
記念式典であいさつをする小城PTA会長

 別府市立鶴見小学校・幼稚園(田邉久教校長・園長)は、11日午前10時、創立50周年式典を小学校体育館で開催。体育館には4~6年生が出席し、1~3年生は各教室でオンラインで参加した。
 鶴見小学校は昭和48年4月、南立石小学校の分校舎として発足。翌49年に南立石小学校との離別式を行い、名前を「鶴見小学校」とした。20学級829人でスタート。その後、プール、体育館をつくるなどした。昭和53年には緑丘小学校、54年には大平山小学校が鶴見小学校から分離して開校した。
 式典を前に、50年間のあゆみを映像で振り返った。式典では、小城崇宜50周年実行委員長(PTA会長)が「南立石小の分校舎としてスタートし、卒業生はいろんな地域、分野で活躍をしています。情報が大量に入ってくる現代、教職員は難しいかじ取りをしていると思うますが、子どもたちを導いてくれればと思います。地域の皆様には、子どもたちを身近で見守ってくれて心から感謝します。子どもたちが安全に安心して学べるのも、地域の皆さんあってこそです」。
 田邉校長は「校舎の回りは変わりましたが、変わらないものもある。それは、鶴見岳や扇山の雄大な山々。これまで、6315人が卒業、4660人が卒園しました。雄大な自然は、変わらず鶴見っ子を温かく見守ってくれると思います。歴史を守りつつ、新しい学校の歴史を積み重ねていけるように努力していきます」とそれぞれあいさつ。
 来賓の長野恭紘別府市長が祝辞を述べた。鶴見地区青少年育成協議会の江藤定信会長(扇山自治会長)からテント2張、小城PTA会長からテント1張が児童代表に贈られた。
 児童を代表して、児童会の運営委員会7人が「鶴見小3K(キレイな学校、気持ちの良いあいさつ、決まりを守る)を達成し、皆が楽しく生活できる学校を目指す」「皆が笑顔になれるような学校を作るため、にこにこ班の活動を大切にし、幼稚園生から6年生までの交流を深めていく」「皆が学校頑張るぞと元気になってもらえるように、明るい気持ちで登校できるようにあいさつ運動を頑張る
いじめで悲しむ人がいないよう、いじめゼロ標語に取り組み、笑顔が咲き誇る学校を目指す」「よりよい未来をつないでいく学校となるように、自分らしさを見つけ、一人ひとりがつながり、友達と協力し合う鶴見校を目指す」と誓いの言葉を述べた。
 最後に、全員で校歌を歌った。式典終了後、グランドで「50」と書かれたラインに沿って、園児・児童が並び、青、赤、黄色、ピンク、オレンジ、緑の風船を飛ばすバルーンリリースが行われた。