亀の井バス株式会社(川下英次郎代表取締役社長、別府市鶴見)は5日午後3時、本社で「2023年度安全推進大会」を開催した。
2023年度バス無事故・年末年始安全総点検運動の一環で、人の動きも多くなる年末年始を前に、従業員に基本的な安全の再確認をしてもらうのが目的。
川下社長が「皆さんには、日頃から安全運転に努め、会社の信頼をあげてもらっています。コロナ禍でも、感染するかもしれない状況の中で、市民の足を安全に守ってくれています。運転士不足で厳しい勤務の時期も乗り越えてきた。若い運転士も入ってきているので、技術面や心構えを伝え、育ててほしい。安全安心は、お客様との最低限の約束です。今年は、重大責任事故は起きていませんが、接触事故などまだまだ改善できる部分がある」とあいさつ。
来賓の高原哲九州運輸局大分支局長と後藤久典別府警察署長がプロドライバーとして市民の模範となるように促した。また、正成祐治別府署交通課長が管内の事故の情勢などについて講話した。
引き続き、5年から30年の無事故運転士29人と小集団別年間無事故3班に表彰状と記念品が贈られた。平野広幸別府営業所長が事故の反省と今後の取り組みについて話した。運転士を代表して、伏野友和さんが「交差点での右左折時の一旦停車や安全確認を徹底し、接遇マナーアップに努めます」と安全運転宣言をした。無事故表彰者は次のとおり(敬称略)。
▽30年=永野栄治▽28年=工藤幸一、中津留多恵次、小野信三▽25年=山﨑英治▽23年=曽我剛、植野雄一郎、加藤守▽22年=得丸弘至、梶谷忠志▽20年=岡﨑義寿▽19年=山下裕二、佐藤謙次郎▽16年=晴山正浩▽15年=賀来俊幸、木村修二郎▽10年=玉田賢二、岩本憲治、柿田幸紀▽5年=森貴史、恒松亨、深江守人、林健一郎、吉崎隆之、阿部憲一、本多佳孝、加田野勝圭、本間大貴、江藤大悟