県歯科技術専門学校の歯科衛生教育

青山保育所で子どもたちにクイズなどで
歯磨きの重要性を教える歯科技術専門学校生

 大分県歯科技術専門学校の歯科衛生科2年生9人は11月30日午前10時、社会福祉法人栄光園青山保育所(本庄智宏所長、83人)で歯科衛生教育を実施した。
 鴨澤沙久椰さん、後藤楓花さん、相良寧々さん、田邉史奈さん、谷村春佳さん、田上結菜さん、野中美咲さん、日髙亜美さん、吉田凜さんの9人が4・5歳児クラス(21人)、3歳児クラス(22人)に分かれて、自分たちで作った紙芝居や虫歯の怖さ、歯の大切さを説明し、「虫歯になりにくい」「虫歯になりやすい」食べ物をクイズ方式で質問し、園児が答えていた。続いて、生徒が子どもらに丁寧に歯磨き指導を行い、実践した。
 子どもたちは「ちゃんと歯磨きする」などと言い、生徒らと打ち解けていた。記念撮影後、子どもたちは全員で生徒に「ありがとうございました」とお礼を言い、退室するときは生徒らに手を振っていた。
 生徒を代表して日髙さん(25)は「みんな一緒に歯を磨いてくれました。家に帰っても、今回伝えた通りに磨いてくれたら嬉しいです。大人が当たり前と思っていることを、子どもたちに分かりやすい言葉にして伝えたり、目の前で一緒にすることで分かりやすく伝えることが大事と改めて思いました。教えた私たちも復習になりました」と話した。