元なでしこメンバーが指導

阪口さんも子どもたちと一緒に
パス練習をしながらアドバイス

 国立病院機構西別府病院スポーツ医学センター(松田貴雄センター長)主催のスポーツ推進事業「ジュニアサッカー交流会~FIFAワールドカップ2011優勝メンバーin別府~」が12月28日午前10時、実相寺サッカー場で開催された。別府市と市サッカー協会共催。別府市内の小学生22人、中学生16人が参加した。
 共に女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」メンバーとしてW杯2011ドイツ大会に出場した、海堀あゆみさんと阪口夢穂さんが来別。自身のメディカルチェックを受けつつ、交流会に参加。
 開会式で、松田センター長が「なでしこジャパンとは、以前チームドクターを務めた縁で、毎年、健診に来てもらっています。自分の体を知るということは、スポーツをする上でとても大切。体を気にかけながら、スポーツを楽しんでほしい」とあいさつ。来賓の寺岡悌二教育長は「こういった交流会ができることの幸せを感じながら、有意義に過ごし、将来の夢を叶えてほしい」と述べた。
 小学生と中学生に分かれ、ウォーミングアップ、パス練習などを行った。パス練習には、阪口さんもいっしょに参加して、子どもたちとコミュニケーションを取りながら、足の使い方をアドバイス。子どもたちは、世界を経験した2人の動きを見ながら、学んだ。
 また、阪口さんと海堀さんは、12月27日午後5時半、市役所を訪れて、長野恭紘別府市長に大会開催のあいさつをした。