徹夜で作った巻き寿司

別府厚生館に贈った伊東会長(中央)ら

 別府中央ライオンズクラブ女性部会はクリスマスイブの24日、別府市立田町の県福祉会母子生活支援施設「別府厚生館」にプレゼントを届けた。
 伊東幸子会長、郡三子幹事が別府厚生館にケーキ10個、から揚げ40本、巻き寿司40本を贈った。特に巻き寿司は女性部会が午前2時から手づくりして、気持ちのこもっているもの。子どもたちがやって来て「わーっおいしそう」と歓声をあげ、伊東会長と郡幹事にお礼の手紙を手渡した。
 別府厚生館は、市内、県外の10世帯32人の母子が身を寄せている。
 安東一夫館長は「毎年のクリスマスプレゼントに感謝します。特に巻き寿司は朝早くから手づくりしてくれ、温かさが身にしみます。女性部会がプレゼントに来てくれる前は、何もないクリスマスでした。ケーキを囲んでの食卓は、子どもたちの記憶に残ります」と感謝の言葉。
 伊東会長は「子どもの笑顔が見たいばかり。来年も頑張ります」と約束した。