第9回朝日・大平山どんど焼き(朝日大平山ひとまもり・まちまもり協議会、朝日校区青少年育成協議会主催)が13日午前10時、市立朝日小学校グラウンドで開催された。
どんど焼きは正月飾りなどを集めて小正月に行われる、伝統的な火祭り。どんど焼きの火に当たったり、そこで焼いたお餅を食べると無病息災、書初めを燃やすと字がうまくなるなどと言われている。
開会式で、能登半島地震で亡くなった人へ黙とうを捧げた。伊藤敏幸ひと・まち会長が「能登半島の復興を願う意味でも、気持ちを一緒にして実施したい。朝早くから準備をしてくれた、育成協の皆さんにも感謝しています。それぞれに素晴らしい1年であるように祈念しています」とあいさつ。
来賓の長野恭紘別府市長は「今年は、市制100周年であり、一緒にお祝いし、盛り上げていく1年にしたい」と述べた。
火男火女神社によって神事が執り行われたが、強風のため、火をつけることは断念。飾りなどは神社で焼いてもらった。
また、マシュマロ焼きが行われ、竹串に刺したマシュマロを別に準備した火にかざして食べた。子どもたちはこんがりなるようにじっくりと焼いて食べて「おいしい」と笑顔だった。また、参加者には、持ち帰り用のぜんざいが配られた。