大分県立別府鶴見丘高校、県立別府翔青高校、明豊中学校・高等学校で1日、卒業式が挙行された。
別府鶴見丘高校は233人、別府翔青高校は229人、明豊は中学校52人、高校168人、看護専攻科19人が仲間と共に過ごした学び舎を巣立った。
各学校の表彰者は、後日掲載する。
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別府鶴見丘高校は233人が卒業
県立別府鶴見丘高校は、233人が卒業を迎えた。
阿南典久校長が、一人ひとりに卒業証書を授与して「卒業おめでとうございます。新型コロナで多くの制限の中、高校生活の1日1日を大切に過ごしてきました。しなやかに、逞しく鶴高生活を送ってきました。学年全体のまとまりのある76回生でした。新たな世界の入口に立った今、支えてくれた誰かの顔が浮かんでいると思います。人生は、常に思い通りにいくことばかりではなく、目の前に大きな壁があることがある。乗り越えることで、夢を実現できます。人生には、壁の向こうに行くために、必ず扉があります。諦めず、何度もチャレンジしてほしい」と式辞。
来賓の髙田修司PTA会長が祝辞。在校生を代表して、カーン・ハリマさんが送辞。卒業生を代表して、工藤月芭さんが答辞を述べた。森彪芽さんが、記念品としてページセッター一式の目録を贈呈した。
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別府翔青高校は229人が巣立つ
県立別府翔青高校は、229人が卒業を迎えた。
阿部充校長が、グローバルコミュニケーション科、普通科、商業科の代表者に卒業証書を授与して「卒業おめでとうございます。新型コロナ対策に大きな影響を受けた3年間だったと思いますが、制約を受けつつも、様々な活動に取り組んできました。これからは、課題を自ら発見し、解決する力が求められています。1人で解決しようとする必要はありません。専門性や創造性を持っている人とお互いに共通の目標に向かって解決すれば良いのです。そのためには、コミュニケーションが大事です。前を向いて、自信を持って新しいステージで飛躍してください」と式辞。
来賓の疋田啓二PTA会長が祝辞を述べた。在校生を代表して安部陸斗さんが送辞、卒業生を代表して堀田珠怜さんが答辞。保護者代表の淵信隆さんが謝辞。卒業生から、テント3張が記念品として贈られた。
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239人が学び舎を巣立つ
明豊中学・高校(岩武茂代校長)は第23回卒業式、同高校看護専攻科第18回卒業式を1日午前9時50分、同校体育館で挙行し、中学校52人、高校168人、看護専攻科19人の計239人が巣立った。
中学校を代表して中原春起さん、中嶋恋暖さん、高校は高橋拓己さん、駒井優亮さん、松田隆広さん、福澤奈々未さん、霜凍優芽さん、看護専攻科は相良彩由美さんに卒業証書を授与した岩武校長が式辞。続いて、二宮滋夫学校法人別府大学理事長、清宗一郎PTA会長が祝辞を述べた。
秦菜々子さん(高校)が卒業記念品(木製書架一式、200インチプロジェクタースクリーン)の目録を贈呈した。
在校生代表の松下凌大さん(中学)、篠田なつきさん(高校)が送辞、卒業生代表の衞藤優樹さん(中学)、後藤楓花さん(高校)、安部南海さん(看護専攻科)がそれぞれ答辞を述べた。
最後に、蛍の光、校歌を斉唱し式を閉じた。