ニュージーランドのクライスト・カレッジ・ラグビー部が19日午後4時半過ぎ、別府市役所を訪れてジャパンラグビーツアー2024別府合宿を長野恭紘別府市長に報告した。
同校ラグビー部は、4年に1度ジャパンツアーを行っている。500人を超える部員が所属し、世界チャンピオンにもなった名門ラグビー部。ニュージーランド代表のオールブラックスにも過去50人近くを輩出している。10日に来日し、奈良県、広島県、別府市、東京で8試合を予定している。
別府には19日に入り、23日までに20日に大分舞鶴高校、21日は佐賀早稲田高校と試合を行い、22日は県立別府鶴見丘高校と文化交流や合同練習を予定している。
市役所には、ステファン・ドッズ・ツアーディレクターら5人と選手12人が訪れた。選手の中には、宮崎省三みやざき呉服店社長の息子の正浩さんの姿もあった。長野市長が「実相寺は、オールブラックスが練習に使ってくれた場所です。別府での滞在を楽しんでほしい。全力でサポートします」とあいさつ。ドッズツアーディレクターは「別府に来られたことをうれしく思います。『マサ』の故郷に来ることができてうれしい。これまでは人工芝だったので、天然芝で練習が出来ることは、楽しみです」と話した。
選手を代表して、ジンザン・ボンダレンコ生徒会長が「別府に招待してくれて、ありがとうございます。楽しいひと時を過ごせると思います」と述べ、選手が歌やハカを披露した。