別府市は、23日午前10時に市公会堂で別府市自治委員委嘱状交付式を行った。任期は2年。
地区ごとに自治委員の名前が読み上げられ、各地区支部長に長野恭紘別府市長が委嘱状を手渡した。
長野市長は「自治会に入るメリットについてよく聞かれますが、協力し合わないといけない。安全安心、地域で子どもや高齢者を守るためには、1人が1歩ずつ前に歩を進めていかないといけないと思います。自治会運営は大変なことの連続だと思いますが、これからも1人でも多くの人が地域活動に参加してもらう姿をつくっていきたい。ひとまもり・まちまもり協議会の活動もしてもらっていますが、町や小学校区単位でできないことを最大中学校単位でやる。地域の手によって地域を運営していく考え方が10年後は必ず必要になると思う。できる範囲でやってほしい」とあいさつした。
委嘱された自治委員を代表して、大平順治大平山地区支部長(竹の内)が「市政に協力し、市と地域住民のパイプ役として行政と共に地域の声に耳を傾け、課題に真摯に向き合い、そこに住む人がより幸せを感じられるまちづくりを進めていきます」と述べた。
委嘱式終了後、自治委員業務の説明などが行われた。