別府警察署は26日、SNS型ロマンス詐欺被害を発表した。
市内在住の60歳代男性が昨年12月ごろ、自らが投稿したSNSにコメントしてきた外国人女性を名乗る人物とメッセージのやり取りを重ね、SNS上で親密な関係となる。その後、金を販売しているサイトに入会し「金を購入すれば儲けることができる」と言われた。サイトに登録し、金の購入代金、セキュリティ代金などの名目で、ネットバンキングを利用して19回にわたり、指定された口座に合計約1485万円を振り込み、現金をだまし取られた。
金融機関が別府署に連絡し、連絡を受けた別府署が男性に連絡し被害が判明した。
同署は「SNSで知り合った相手から投資を勧められるのは詐欺の手口です。お金を振り込む前に家族や警察に相談してください」と呼びかけている。