別府市は、楽しみながら健康を目指す「みんなで健活ポイント」を7日から受け付けている。
活動量計かアプリのいずれかを使って、歩いてポイントをためて、商品と交換する。気軽に健康づくりをしてもらおうと、3年前からスタートした。「歩くこと」は、運動習慣があまりない人でも簡単に始められる健康づくりの第一歩。令和5年度には新たに642人が参加し、2年間で1542人が取り組みをしている。
活動量計を使用しているのは、全体の79・4%と約8割となっている。高齢者が多い。別府市では、健康に無関心な若い世代にももっと参加してもらえるように、土・日・祝日に活動量計が8千歩以上をカウントすると多くポイントがもらえるなど、工夫。歩く以外でも、健康診断やイベントなど様々な場面でポイントを貯めることが出来る。来年1月中旬に獲得ポイント数を確定し商品として図書カードをプレゼントする。
対象は、18歳以上の別府市民で、参加料は無料。活動量計を使う場合は、参加申込書などを別府市役所健康推進課へ持ち込み、使用方法を教えてもらう。機器を無料で貸し出し、測定した歩数は体組成データを測定拠点で送信する必要がある。拠点も、スタート当時はおひさまパークのみだったが、現在は、市役所、市保健センター、西部、中部、朝日大平山、北部、南部の各地区公民館、中央公民館も加わり、9拠点に増えたことで、使いやすくなった。市役所に来るついでに体組成計を利用する人も多い。アプリのダウンロードは、別府市ホームページのQRコードからできる。事業期間は、7月1日から12月31日まで。すでに問い合わせがあると言う。
健康推進課では「利用者アンケートでは、健活ポイントに取り組む中で、歩くことだけではなく食事などにも気を付けるようになったという声もあります。まずは、歩くことから健康づくりをしてほしい」と呼びかけている。