大分県は7日、ゴールデンウイーク(4月27日~5月6日)の観光動向調査の結果を発表した。多くの人が観光などを楽しんだ。
今年は、平日の3日間に休みをとれば、最大10連休となった。天候に恵まれず、屋外施設(15施設)では一部伸び悩みがみられたが、29万8365人が来場し、令和5年のGW(4月29日~5月7日)と比べて2%増となった。屋内施設(14施設)は、8万2989人で前年比18・4%増。合計で5・2%増。コロナ禍前の令和元年(4月27日~5月6日)と比べると、屋外で44・7%、屋内で47・9%それぞれ減少し、コロナ禍前の水準とはならなかった。
一番入場者が多かったのは、べっぷ地獄めぐりで6万4783人(前年対比6・6%増)。次いで、大分マリーンパレス水族館「うみたまご」4万4396人(同3・1%増)、城島高原パーク3万3869人(同18%増)。最も伸び率が高かったのは、県立美術館で前年対比136・6%増。県の無料観光施設では、るるパークが5万1071人(同40・6%増)、県民の森8935人(同9・9%減)となっている。
宿泊客数は、49施設で7万2647人(同15%増)。地域別では、別府地域(17施設)が4万6538人(同18・4%増)と多く、大分地区(8施設)1万5057人(同9・7%増)、由布院地域(5施設)2893人(同20・4%増)。
フェリー(7航路)の県内上陸者数は、4万2181人(同1・9%増)。大分航空の期間中の予約者数は、降客数は2万7382人(同14・4%増)だった。