育てたサツキを手渡した
野田在住の伊藤保夫さんから１３日午前、別府鉄輪郵便局（山下優一局長）にサツキ１鉢を届いた。丹精込めて育てたサツキを、毎年５月中旬から６月中旬までの月曜日から金曜日、同局に飾られるが、今年は６月上旬ぐらいまでとなる予定。
伊藤さんは「地域住民に喜んでもらえれば」と考え、昭和・平成・令和の３代にわたり、３０年以上前から地元の郵便局に持参して展示している。
翌１４日も、来局した市民がピンクや白のサツキの花に目を奪われていた。
伊藤さんは「少しでも心の癒しになれば。サツキを見て気持ちを和らげてほしい」と話した。
山下局長も「毎年、サツキを楽しみにしているお客さまもいます。この時期になると、サツキの展示はまだですか、と言われます。伊藤さんには、市民サービスの向上になるので感謝しています」と述べた。
伊藤さんが会長を務める別府さつき愛好会は「さつき花き展示会」を２４日から２６日まで、別府国際観光港の旧フェリーさんふらわあ待合室で開催する。２４、２５日は午前９時から午後５時、最終日の２６日は午前９時から午後２時まで。期間中の午後１時から、先着５０人に苗木の無料配布がある。