別府中央小で「土木未来教室」

大分県別府土木事務所道路課改良班の
大津璃乃技師が講師を勤めた

 大分県別府土木事務所(亀山英弘所長)は「土木未来(ときめき)教室」を8日午後1時30分、別府中央小学校ランチルームや体育館で実施し、同校5年生40人が参加した。
 地域の将来を担う子どもたちに対し、土木・建築の必要性やすばらしさを伝えるために実施した。
 講師を、同事務所企画調査課の百田鉄志次長兼企画調査課長、弦本和眞企画調査班副主幹、河港砂防課砂防班の工藤将治主幹(総括)、道路課改良班の大津璃乃技師、砂防ボランティア、別府市職員らが務めた。
 ランチルームで防災教室があり、大津技師が▽災害について▽土石流▽がけ崩れ―などを映像を交えて説明した。続いて、市職員が防災〇×クイズをして、児童は楽しんで学んだ。
 体育館に移動し、3班に分かれて▽VRゴーグルで土砂災害の映像を体験▽ドローン操作▽土石流・急傾斜・火山の模型による災害―を体験した。
 最後に、児童を代表して幸﨑祈羅さんと廣戸芹菜さんが「防災についていろいろ教えてくれて防災のことに少しずつ興味が持てました。すごく分かりやすい説明を、ありがとうございます。私たちのおじいちゃん、おばあちゃん、ひいじいちゃん、ひいばあちゃんも耳や足が悪いので、今日のことを話してみます」とお礼を述べた。