別府溝部学園短期大学、秋の入学式

新入生を代表して宣誓をする
ヨンジャン・カンチャンさん

 別府溝部学園短期大学(溝部仁学長)は令和6年度第13回秋入学式を26日午前10時、同校85年館2階多目的ホールで開催した。
 ネパール25人、スリランカ12人、中国7人、ベトナム2人、ミャンマー・韓国・インドネシア各1人ずつの計49人(ライフデザイン総合学科39人、食物栄養学科7人、介護福祉学科3人)が入学した。
 入学許可をした学長代理の溝部佳子副学長が「異文化間の共生と理解の精神を大切にしています。多様性は私たちの最大の強みであり、それぞれの文化などを友から学び合うことで新たな視点を創造します。本学での経験や学びが、皆さんの未来にとって価値あるものとなるでしょう。この美しい別府に根ざした地域の文化や伝統、別府市の人々との強い絆や日本人の心を学んでいきます。2年後はそれぞれの歩む道は違いますが、今日から隣の席の新しい友人と多くを語り合い、世界中の友だちと勉学を開始することでさらに視野を広げていって下さい」と式辞。
 来賓を代表して岩田弘副市長(市長代理)が祝辞を述べた後、来賓の古庄玄知衆議院議員、岩屋毅衆議院議員代理の江上純也秘書、衛藤晟一参議院議員代理の渡邉大祐秘書、衛藤征士郎衆議院議員代理の平山歳紀秘書、白坂亜紀参議院議員代理の木藤桂子秘書、酒井靖洋ベトナムSAKAI教育センター代表が紹介された。多くの祝電が届いており、代表して岩屋衆議院議員の祝電が披露された。
 新入生を代表してライフデザイン総合学科ビジネス観光コース1年のヨンジャン・カンチャンさん(27、ネパール)が「これからの2年間、きょうの気持ちを忘れることなく、自分たちの国や文化に誇りを持ちながら一日も早く日本や別府、学校のことを知り、建学の精神である『自立、自活できる人材』になるとともにグルーバルな人材として活躍できるように、精一杯励むことを誓います」と宣言した。